Motorolaは米国時間1月23日、携帯電話事業の建て直しに予想以上の時間がかかっているため、2008年第1四半期の営業損益が赤字になるという見通しを発表した。これは、ウォールストリートの利益予想を裏切ったかたちとなり、同社の株価は約14%も下落した。
Motorolaによると、第4四半期の利益は1億ドル(1株あたり4セント)で、前年同期の6億2300万ドル(1株あたり25セント)に比べると減少したという。また、売上高は18%減の96億5000万ドルだった。
Reuters Estimatesによると、訴訟関連費用などを除いたMotorolaの第4四半期の利益は1株あたり14セントで、アナリストらが予想していた1株あたり13セントという数字を上回った。
しかし、Motorolaが第1四半期には1株あたり16セントの赤字もありえるとの見通しを明らかにしたことで、第4四半期の結果に暗い影が投げかけられた。
JPMorganのアナリストであるEhud Gelblum氏は顧客向けのメモのなかで、「発表された数字を見た時には、2002年に発表された決算ではないかと首をひねり、日付を確かめた」と書き記している。
Gelblum氏によると、Motorolaの見通しでは同社が「第1四半期には(市場での)シェアがさらに大きく減少するか、全体としてさらに利幅が縮小すると予測している」ことが示唆されているという。
Motorolaの株価は、22日に7%下落して12.32ドルをつけたあと、23日の通常取引開始前の時間外取引で10.55ドルにまで下落した。ニューヨーク証券取引所での取引開始時間後もこのような株価レベルで推移すれば、同社の株価は2003年以来の最安値となるだろう。
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