中国の小規模ハイテク企業が、インターネットユーザーに漢字入力を可能にする技術が盗用されたとして、Microsoftを提訴した。Microsoftは米国時間1月18日、反訴した。
中国国営新華社通信は、Microsoftが同社の入力技術とフォントを過去10年間にわたり商業協定を締結することなくWindows OSで使用してきたとするZhongyi Electronic(従業員100人)の主張を伝えた。
今回の訴訟により、中国で長年にわたり自社の海賊版ソフトウェアの対策に取り組んできたMicrosoftは、同国における知的所有権の保護をめぐる戦略においてこれまで体験したことのない立場に立たされることになる。
北京に本社を置くZhongyi Electronicの中核製品「Zhengma」により、インターネットユーザーはローマ字で入力した中国語の単語を漢字に変換することができる。
新華社通信は、「Microsoftは1998年に『Windows 95』で使用する目的でZhengmaの特許使用料を支払ったが、それ以降の10年間は支払いがない」とするZhongyi ElectronicゼネラルマネージャーのLan Dekang氏のコメントを紹介している。
Microsoftは声明で、両社は中国政府機関の監督下で契約を締結しており、同社はZhongyi Electronicの製品およびフォントを使用する権利を有しているとしている。
声明は「Microsoftはライセンス契約に従い、Zhongyi Electronicに対する特許使用料の支払いをはじめ義務を完全に履行している」としている。
Zhongyi Electronicは自社のウェブサイトで、現地時間1月15日に北京第一中級人民法院で審議が始まったことを伝えた。
新華社通信によると、使用されているWindows OSの数が不明なため、Zhongyi Electronicでは、訴訟標的の金額についてはまだ決定しないという。
この記事はReutersのニュースを契約の下、シーネットネットワークスジャパン編集部が編集したものです。海外Reutersの記事へ
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