全体的に見た場合、世界パーソナルコンピュータ販売は、第4四半期において堅調な伸びを見せたものの、予想値の15.5%をわずかに下回り、経済上の懸念により将来的な需要が減少した可能性がある、とIDCは述べている。
Dellの同四半期におけるPC出荷台数は、前年同期比で17.1%増加しており、計1130万台、世界PC市場の14.6%を占めた、とIDCは4半期毎に実施するPC市場調査で述べた。しかし、Dellの市場占有率は第2位にとどまった。1年前におけるDellの世界出荷台数は8.4%縮小していた、とIDCは述べている。
米国におけるDellのPC販売は、前年同期比で15.2%増加しており、米国市場全体の成長率である8.8%を大きく上回り、HPの9.8%よりも早い伸びを見せている。
HPは市場占有率1位を維持したが、成長率は第3四半期の33%から23.3%へと低下した。その原因についてIDCでは、欧州、中東、アフリカでの需要低下、米国での競争激化を挙げている。
「前年度全体を通して不調だったが、Dellは回復しつつある」とIDCでは述べている。「素早い小売拡大も、販売量の急増や他の主要企業との競争に対応することに役立った」(IDC)
Dellは2006年、市場占有率1位をHPに譲ったが、原因として、ノートPCの販売量が小売店で拡大したが、そのことがHPに有利に働いたと考えられている。Dellは2007年、23年間続けた直販限定の販売モデルを止め、米国ではWal-Mart Stores、欧州ではCarrefourなどの小売店でPCの販売を開始した。
Dellは、1年前に創業者Michael Dell氏が最高経営責任者(CEO)に復帰して以来、小売拡大、コスト削減、買収を続けている。
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