防衛関係の請負業者であるiRobotが、Robotic FXとの訴訟に勝訴した。Robotic FXは防衛施設業界入りを目指すベンチャー企業で、今回無条件降伏する形となった。
マサチューセッツ州バーリントンを拠点とするiRobotは米国時間12月21日午後、2つの州の連邦裁判所が自社に有利な判決を出したことを明らかにした。それによると、マサチューセッツ州地方裁判所は、元iRobot従業員でRobotic FXを創業したJameel Ahed氏、およびRobotic FXは、iRobotの企業秘密を乱用したとする判決を下しており、北アラバマ連邦地裁も、Robotic FXは故意に特許を侵害したという判決を下したという。
これでは不十分とでもいうかのように、iRobotによると、これに関連した和解では、Robotic FXの解散、さらに資産の一部はiRobotが保有することを要求しているという。また、Ahed氏のロボット業界における協業活動を今後5年間禁止することを要求している。23日午前時点では、Robotic FXのウェブサイトを表示すると、iRobotのページに移動するようになっていた。
iRobotは国防総省に数年間から、自社技術「Packbot」を供給している。Packbotは小型で追跡可能なロボットで、イラクで爆破装置を探し当てて無効化するのに利用されている。同社は一般消費者向けの「Roomba」「Scooba」「Looj」で有名だが、米軍の将来戦闘システム(Future Combat System:FCS)の一部である「小型無人地上車両」(Small Unmanned Ground Vehicle:SUGV)という関連システムの取り組みにも参加している。
数カ月前にRobotic FXは米陸軍との大型契約を獲得しており、同じような目的のロボットを供給することになっていた。しかし、今回の判決に先立ち米陸軍はiRobotと同じ契約を締結しなおしている。
この記事は海外CNET Networks発のニュースをシーネットネットワークスジャパン編集部が日本向けに編集したものです。海外CNET Networksの記事へ
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