コンピュータメモリメーカーが支出を抑えることが主な原因となって、半導体設備市場は2008年に約10%近く縮小するという。Gartnerが米国時間12月20日に発表した。
Gartnerでは、2008年の半導体設備支出は403億ドルになると予測している。2007年の推定448億ドルから減少する。
主要半導体製造装置メーカーで構成される業界団体SEMIは12月に入ってから、2008年の設備投資額は410億5000万ドルとの予測を出していた。SEMIでは、2007年の市場規模を417億ドルと見積もっており、Gartnerと比べると縮小規模は小さい。
GartnerのアナリストであるKlaus Rinnen氏は、コンピュータに利用されるDRAM(Dynamic Random Access Memory)について触れながら、「長期化しているDRAM市場における設備投資過多が修正に入ることで、市場が縮小すると予想している」と述べている。
「このマイナス要因を加速するものとして、ファウンドリの伸び悩みがある。それに米国経済の後退を懸念して、全体として投資を抑えるムードが漂っている」(Rinnen氏)
Gartnerによると、これと対照的なのが、音楽プレーヤーやデジタルカメラ、携帯電話のメモリカードに利用されるフラッシュメモリのメーカーで、投資額が増えることが予想されているという。
世界の半導体設備メーカーとしては、Applied Materials、ASML、東京エレクトロンなどがトップ10に含まれている。
大手半導体装置メーカーApplied Materialsは2007年11月、10月28日締めの第4四半期決算を発表し、純利益が6%減、売上高も同様に6%減となったことを発表した。同社は今後の予測についても、証券アナリストの予想をはるかに下回る予想を示している。
この記事はReutersのニュースを契約の下、シーネットネットワークスジャパン編集部が編集したものです。海外Reutersの記事へ
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