ウェブブラウザの「Opera」を発売しているノルウェーの小規模ソフトウェア開発会社のOpera Softwareは、2007年に入ってMicrosoftが重大な反独占禁止法の訴訟に敗れて以来初となるMicrosoftに対する不服を欧州委員会(EC)に申し立てた。
業界連合の支援を受けているOperaは、Microsoftが同社のウェブブラウザ「Internet Explorer」を支配的な勢力を持つ「Windows」オペレーティングシステムに不法にバンドルしているとして不服を申し立てたと発表した。
Microsoftはまた「ウェブ標準を順守せず、相互運用性を阻害している」とOperaは述べている。
これら2つの要因によってOperaは競争することが困難になっていると同社は主張する。
これは、Microsoftが独占禁止法に違反したとする2004年のECの画期的な裁定を支持する判決を9月17日に欧州第一審裁判所が下してから最初のMicrosoftに対する不服の申し立てである。OperaはMicrosoftの長年にわたる宿敵であるEuropean Committee for Interoperable Systems(ECIS)のメンバーである。ECISはMicrosoftを批判する声明を出した。
ECISの顧問弁護士であるThomas Vinje氏は、声明で「Internet Explorerを独占的なWindowsオペレーティングシステムにバンドルし、業界に受け入れられているオープンスタンダードを忠実に実装することを拒否するとによって、Microsoftは消費者からインターネットブラウザ選択の真の自由を奪っている」と述べている。
Operaの不服申し立ては1998年以降の米国での訴訟の内容をそのまま踏襲したものである。この裁判で米司法省は、Microsoftがライバルのブラウザ「Netscape」を不当に排除しているとする大きな判決を勝ち取った。
OperaはInternet Explorerのバンドル中止と、「基本的かつオープンなウェブ標準」の順守をMicrosoftに命じるようにECに要求している。
この記事はReutersのニュースを契約の下、シーネットネットワークスジャパン編集部が編集したものです。海外Reutersの記事へ
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