最終更新時刻:2009年11月27日(金) 20時14分

脳こうそく患者のリハビリでWiiが活躍--従来療法の補助的役割

文:Polybren
編集校正:石橋啓一郎

2007/12/10 10:00  

 カナダ・アルバータ州の作業療法士の1人が2007年に入ってから、患者がけがによる衰弱からの動作やバランスの回復の補助に任天堂の「Wii」を使い始めた。Reutersの12月6日付けの記事によれば、オハイオ州の病院も同様の措置を取っており、このアイデアは受け入れられつつあるのかも知れない。

 Wiiを使って理学療法を受ける患者を助けるというアルバータ州の病院の実験について聞いた後、オハイオ州立大学病院のDodd Hall Rehabilitation Hospitalの作業療法士はこのシステムを友人宅で試した。この作業療法士は、Wiiとそのモーションセンサを備えたコントローラが患者がバランス、持久力、協調性、筋力などを向上させるのに役立つと判断した。

 Dodd Hall病院の患者は通常、毎日約3時間の理学療法を含む訓練計画の一部として、週に2時間から3時間半Wiiを使ったセッションを行う。Wiiの利用は従来の療法の代わりにはならないが、患者の回復に向けての訓練に対する刺激を与える。

 51歳の脳こうそく患者はReutersに対し、Wiiを使ったリハビリは楽しく、より熱心に取り組めると話した。脳梗塞後3週間のこの患者は、動かなくなっていた右半身の動きが回復し始めており、2つの目標を持っている。その目標とは、クリスマスまでに家に帰ることと、帰ったらWiiを買うことだ。

この記事は海外CNET Networks発のニュースをシーネットネットワークスジャパン編集部が日本向けに編集したものです。海外CNET Networksの記事へ

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