最終更新時刻:2009年11月26日(木) 20時40分

久夛良木氏がAIASの功労賞を受賞

文:Tom Magrino(GameSpot)
翻訳校正:石橋啓一郎

2007/11/28 10:00  

 The Academy of Interactive Arts and Sciences(AIAS)は2006年、この年初めて設けた「Lifetime Achievement Award」(功労賞)をNintendo of Americaの元役員、Howard Lincoln氏と荒川實氏に贈った。両氏は1980年代序盤と中盤に落ち込んでいた北米のゲーム業界を蘇らせる過程で多大な役割を演じた。AIASは米国時間11月26日、2007年の功労賞をソニー・コンピュータエンターテインメント(SCE)の元会長兼最高経営責任者(CEO)である久夛良木健氏に贈ると発表した。

 久夛良木氏は1975年にソニーにエンジニアとして入社した。1994年にはオリジナルの「PlayStation」(PS)を発売して成功し、「PlayStationの父」と呼ばれる。同氏は1999年に「PlayStation 2」(PS2)を発売して成功し、業界の指導者としての地位を確立した。PS2は発売して7年目を迎える2007年10月、販売台数が世界で1億2000万台以上に達するという記録を打ち立てている。AIASは久夛良木氏のゲーム業界への貢献を並べ、久夛良木氏が「世界的な家庭内エンターテイメント市場の改革」を進めたと述べた。問題の多かった「PLAYSTATION 3」(PS3)の発売の後、久夛良木氏はSCEのCEO職を退任している。

 AIASのプレジデントであるJoseph Olin氏は次のように述べた。「久夛良木氏の情熱、革新的な思考、ビジネス手腕は止めることのできない偉業だった。もし久夛良木氏と彼のオリジナルのプレイステーションのコンセプトがなければ、現在の10億ドル規模市場は存在しなかっただろう。彼の貢献は明らかに、世界の開発会社、販売会社、消費者に新基準をもたらした。」(Olin氏)

 AIAS功労賞の授賞式は、2008年2月7日にラスベガスのRed Rock Hotel & Casinoで開催されるD.I.C.E. Summit 2008中のInteractive Achievement Awardsで行われる予定。

この記事は海外CNET Networks発のニュースをシーネットネットワークスジャパン編集部が日本向けに編集したものです。海外CNET Networksの記事へ

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