オランダの裁判所は現地時間11月14日、世界最大の携帯電話メーカーNokiaのチップメーカーQualcommに対する特許ライセンスに関する訴えを棄却した。
ハーグにある同裁判所の判事3人は、Nokiaの主張に対するオランダ以外における司法権は同裁判所にはないという判決を下した。判事らはまた、Nokiaは対象となる特許に関し、裁判所が根拠に基づく判決を下すために十分な情報を提供していないと判断した。
NokiaとQualcommは、2007年4月に技術特許に関する主要なクロスライセンス契約の期限満了後、数多くの法的な争いを起こしている。両社は米国、ドイツ、オランダにおいて訴訟を起こしており、米国と欧州の両方の投資家らに不安を与えている。
Nokiaは、同裁判所がこの件を棄却したのは、Nokiaの主張の範囲に問題があるためであり、特許自体の問題のためではないとしている。
Nokiaの広報担当であるAnne Eckert氏は声明で、「Nokiaは、同社の実質的な主張は十分な根拠に基づくものであると確信しており、今回の判決に対し控訴するかどうかを検討中である」と述べた。
Nokiaは、サンディエゴを拠点とするQualcommが提供する技術は、すでにNokiaに携帯電話チップを提供するTexas Instruments(TI)にライセンスされているため、同社はその技術に対し支払う必要はないはずだと述べている。
Qualcomm関係者からは、すぐにはコメントが得られなかった。
ドイツの裁判所は10月、Qualcommに対するNokiaの訴えを同様の理由で棄却している。
アナリストらは、NokiaはQualcommに対し、特許の期限満了前までは年間約5億ドルを支払っており、そのコストを削減したいと思っていると予測している。Nokiaは、同社の特許ポートフォリオは、最初にライセンス契約が交わされた15年前に比べてかなり強化されていると述べている。
この記事はReutersのニュースを契約の下、シーネットネットワークスジャパン編集部が編集したものです。海外Reutersの記 事へ
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