最終更新時刻:2008年7月25日(金) 21時03分

モバイルチャンネル

パーム、4年ぶりの赤字転落--2008年第1四半期決算

文:Tom Krazit(CNET News.com)
翻訳校正:編集部

2007/10/02 11:19  

 Palmは米国時間10月1日、2003年以来初めての赤字という、不本意な結果に終わった決算を発表した。

 Palmは、8月31日締めの2008年第1四半期において、純損失80万ドルを計上した。なお同社の前年同期の純利益は1650万ドルだった。スマートフォンの売上高は21%上昇したが、全体的な売上高は、前年同期が3億5600万ドルだったのに対し、2008年第1四半期は3億6100万ドルとなり、その伸び率は1%にとどまった。

 原因の多くは、「iPhone」の影響をPalmが受けたこととされているが、問題はそれだけではない。顧客がPalmを避けつつあり、その要因として、同社競合であるResearch in MotionやNokiaなどがアップデートされた製品を発表しているのに比べ、Palmの動きが鈍いことが挙げられる。同社は先日、「Palm Centro」を発表し、勢いを取り戻そうとしている。しかし、この発表の結果が反映されるのは、この次の四半期となる。

 恐らく、Palmが前四半期で研究開発に多くを費やした理由は、このためだと思われる。同社は、前年同期が4100万ドルだったのに対し、前四半期は5300万ドルを費やしている。しかし、事態は今四半期でもあまり好転しないようだ。Palmは、売り上げと利益の両方がウォール街の期待を下回る、と予測している。

この記事は海外CNET Networks発のニュースを編集部が日本向けに編集したものです。 海外CNET Networksの記事へ

新着記事

モバイルチャンネル セレクション

iPhone 3G、発売前夜から祭りのあとまで
iPhone 3Gがついに発売された。ユーザーからの期待は大きく、ソフトバンク表参道、ビックカメラ 有楽町店、ヨドバシカメラマルチメディアAkibaなどの旗艦店舗には多くの人が行列をなした。発売前後の様子を記事とともに振り返る。
10代の若者と携帯が鍵--米国広告市場における今後の流れ
日本と同様、米国でも10代の若者の間では携帯電話などの携帯端末が主流になりつつある。この流れに着目する企業側は、次の一手を考えている。
「ニコニコ動画を日本のインフラにする」--夏野氏がニコニコ動画に参画した理由
iモードの育ての親として知られる元NTTドコモの夏野剛氏が、新たな活躍の場としてニコニコ動画を選んだ。夏野氏の参画でニコニコ動画はどう変わるのか、夏野氏とニワンゴ取締役の西村博之氏(ひろゆき)に話を聞いた。

モバイルチャンネル コラム

■モバイルインターネット業界の基礎知識

電子書籍、デコメ、着せ替えツール--なぜ今このモバイルコンテンツが伸びているのか
近年急成長を遂げたモバイルコンテンツ市場といえば、電子書籍やデコメール、最近ではメニュー等の着せ替えコンテンツだ。なぜこれらのコンテンツが今、伸びているのだろうか。

■モバイルインターネット業界の基礎知識

人気を集めるモバイルコンテンツにも変化の波
モバイルコンテンツ市場においては、音楽とゲームが大きな2本柱になっている。しかしその人気コンテンツは、時とともに移り変わっている。

■モバイルインターネット業界の基礎知識

行動、売れ筋、顧客単価--あらゆる面でPCと異なるモバイルECの世界
今回は、携帯電話による物販を中心とした、いわゆる「モバイルEC」について解説していく。その実態はPCのECビジネスと大きく異なっている。

フォト

企画特集

DELLが掲げる「新・仮想化アセスメントサービス」DELLが掲げる「新・仮想化アセスメントサービス」
〜企業システムの仮想化環境の構築を支援〜

プロダクトレビュー

メンバーズレビュー