「再生可能エネ協」設立 専門家が横の連携、技術情報など一元的に発信

FujiSankei Business i.2007年06月12日 11時08分

 太陽光や風力、バイオマス(生物資源)などの再生可能エネルギー技術に関する普及促進や産業振興を目的とした「再生可能エネルギー協議会」が設立された。代表に東京農工大学大学院教授の黒川浩助氏、諮問委員長には東京工業大学統合研究院教授の柏木孝夫氏が就いた。

 同協議会は、再生可能エネルギーの調査研究や国際交流、イベント開催などの活動を通じ、多くの分野にまたがる再生可能エネルギー情報を一元的に発信していく。

 黒川代表は「再生可能エネルギー各分野を構成する専門家が横の連携を持ち、技術や産業の発展、導入拡大のために力を合わせていく組織を目指す」としている。

 同協議会は2006年10月に開催された「再生可能エネルギー2006国際会議」「第1回新エネルギー世界展示会」を主催した組織委員会が母体となり、当時の委員のほか、関連する団体などから協力を得て新たに組織された。今後は同協議会を主催者とし、展示会を毎年1回、国際会議を4年ごとの頻度で開催していく方針だ。

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