FujiSankei Business i.
2006/09/26 09:41
インターネット専業のジャパンネット銀行(JNB)とイーバンク銀行の口座獲得競争が熱を帯びてきた。両行はともに振り込みなどの資金決済が主力業務で、手数料が収益の柱。口座数が増えれば決済件数も増えて収益拡大につながるため、ライバル以上の使いやすさをアピールし、顧客を呼び込もうと懸命だ。
現在、口座獲得で一歩先行しているのはイーバンク。6月末の口座数と預金残高は159万件、3504億円で、JNBの143万件、2714億円を上回り、差も徐々に開いている。
その大きな理由は安い手数料。イーバンクは自行口座間の振込手数料や提携銀行の現金自動預払機(ATM)利用料が無料。JNBでは自行口座間でも振り込みに52円かかり、ATMも一定回数以上は有料。イーバンクの松尾泰一社長は「いずれ他行への振込手数料を含めて個人客の決済は完全無料化し、提携先企業から取る手数料を収益源にしたい」と低料金を武器に口座数を伸ばす戦略を描く。
これに対してJNBは、ポータル(玄関)サイト最大手のヤフーと提携。JNBの口座があればヤフーオークションの代金振り込みや取引管理が簡単にできるサービスを11月に導入。600万人超のオークション利用者を抱え込み、顧客基盤の拡大を目指す作戦だ。
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