ガンホーなど3社がカードレスプリペイド式電子マネーを発行へ--合弁会社設立も検討

 ガンホー・オンライン・エンターテイメント(ガンホー)は6月19日、ソフトバンク・ペイメント・サービス(SBPS)およびグレートインフォメーション(GIC)との間で、2006年夏をめどにカードレスプリペイド式電子マネーを提供する新規事業に関して基本合意を締結したと発表した。

 今回の新規事業では、電話番号認証方式とプリペイド番号方式の2種類の電子マネーを提供する。

 電話番号認証方式は、コンビニエンスストアなどで事前に登録した電話番号から決済用電話番号に発信することで、認証や支払い処理を行う決済方法。電話番号通知を利用するため、プリペイド番号の入力は不要で、主に携帯電話からコンテンツを購入する際に利用されるものと見込まれる。

 一方、プリペイド番号方式は、決済時に数字16桁のプリペイド番号を入力することで認証、支払い処理を行う方法で、購入時や決済時に電話番号などの個人情報を通知する必要のないことが特徴となっている。

 いずれもコンビニエンスストアのマルチメディア端末(情報端末機)および店頭(バーコードシートなど)で販売される。

 事業の推進にあたっては、ガンホーが同社のオンラインゲームおよびその関連サービスにおける電子マネーの積極的な採用と他のデジタルコンテンツ事業者への販売促進を、オンライン上の総合決済サービスにおいて実績のあるSBPSが代理店として加盟促進および加盟事業者への決済処理サービスの提供を、プリペイド式電子マネー事業で実績のあるGICが電子マネーの発行、運営などの業務を担う。

 3社は、早期の事業基盤の確立を図るとともに、合弁会社の設立に向けて検討を行うとしている。

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