Semiconductor Industry Association(SIA)は、携帯電話、PC、デジタルテレビやデジカメの販売が好調なことから、今年の半導体の売上予測を6%引き上げ、過去最高となる2260億ドルとした。同団体はこれまで、今年の売上予測について、過去最高を記録した前年並みの約2130億ドルになるとしていた。
SIAは、2004年11月に発表した当初の予測について、石油価格の高騰や、業界のいくつかのセグメントで過剰在庫が続いていたことから、売上が鈍るとの懸念に基づいたものだったと説明している。だが現在は、通信、コンピュータ、家電、自動車などに搭載されるアナログ機器向けの半導体だけが横ばいになるとみられている。同報告書は、最も急速な成長を遂げるのは、引き続きアジア太平洋地域になると予測し、同市場が2008年には世界全体の46%を占めるようになるとしている。SIAによると、半導体の売上は2006年には2460億ドル、2007年には2730億ドル、そして2008年には3090億ドルに達するという。
この記事は海外CNET Networks発のニュースを編集部が日本向けに編集したものです。海外CNET Networksの記事へ
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