KDDI、あいおい損保と損保会社設立へ--携帯電話向け保険を提供

 あいおい損害保険とKDDIは1月29日、関係当局の許認可などを前提に、携帯電話を主体とした損害保険会社を設立することで合意したと発表した。両社は準備会社を2月に設立し、事業免許の取得に向けて動き出す。

  準備会社は2011年度上半期に設立する計画。携帯電話ユーザーのライフスタイルに応じた損害保険をau携帯電話コンテンツの一環としてラインアップするという。これにより、携帯電話から必要なときに、必要な補償をその場で加入でき、万一のときにも即座に保険サービスを受けられるとしている。

 サービスの例として、KDDIがau携帯電話向けに提供する各種モバイルコンテンツと傷害保険を組み合わせたり、au携帯電話やサービスの利用シーンに応じて保険を付加したりすることが考えられるとした。

 準備会社の商号はモバイル損保設立準備となる予定。資本金は3億円で、あいおい損害保険が66.6%、KDDIが33.4%を出資する。

 保険事業の展開に必要なシステム、コールセンター、損害サービス体制などのインフラや商品開発業務などについては、あいおい損保が支援する。

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