マイクロソフト共同創設者のポール・アレン氏、癌と診断される

文:Ina Fried(CNET News) 翻訳校正:編集部2009年11月17日 12時40分

 Microsoftの共同創設者Paul Allen氏の会社であるVulcanの従業員に米国時間11月16日に送信されたメモによると、Allen氏は癌と診断されたという。

 Vulcanの最高経営責任者(CEO)でPaul Allen氏の妹でもあるJody Allen氏によれば、ホジキン病を克服したAllen氏は、非ホジキンリンパ腫と診断されたという。

 Jody Allen氏のメモの内容は以下のとおりだ。

 Vulcanと関連会社の従業員の皆様へ

 Paulが先日、非ホジキンリンパ腫と診断されたことをお知らせしたいと思います。

 彼は11月上旬にこの診断を受け、それから化学療法を始めました。医師によると、彼が患っているのは、比較的よく見られる種類のリンパ腫である、びまん性大細胞型B細胞リンパ腫だそうです。

 これは、Paulと家族にとって、つらい知らせです。しかし、Paulの経歴を知る方々はご存知のように、彼は25年ほど前にホジキン病を克服しており、彼は今回の病気にも打ち勝てると前向きに考えています。

 Paul氏の体調は良好で、これまでと変わらず陽気に振る舞っています。彼は仕事を継続しており、Vulcanにおける自身の役割を変えることは考えていません。ただし、最も大事なのは彼の健康であり、われわれは何もそれを妨げることがないように配慮していきます。

 皆様には、Paul氏のプライバシーを尊重して、オフィス以外でこの件に関する話をしないよう、われわれからお願いします。

 何か質問がある場合は、ECメンバーにお尋ねください。

 これを読んだ皆様がPaulの身を案じてくれることをわたしは知っています。そのことに前もって感謝します。

Jody

この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。 原文へ

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