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Oracle、BEAを買収:紆余曲折の末今年半ばに

文:Dawn Kawamoto(CNET News.com) 翻訳校正:大野晋一(編集部) 2008/01/17 01:00

 OracleがいよいよBEA Systemsを買収する。買収額は総額85億ドル、全額現金の取引となる。Oracleが16日明らかにしたもの。

 Oracleは一株あたり約19.38ドルを支払い、今年半ばにも取引を完了する予定。同社は当初17ドルでBEAに買収を提案、BEAはかたくなに拒否したという経緯がある。BEAは、交渉のテーブルに着く相手によらず21ドルを要求していた。

 BEAの最大株主であるCarl Icahn氏は、委任状争奪合戦を繰り広げる中で、BEAがOracleの買収提案を拒否したことに対して怒りをあらわにしていた。その後BEAはIcahn氏に秘密守秘契約下で同社の財務状況を開示、同社の価値が一株17ドル以上であることを示そうとした。

 「この数カ月、BEAの取締役会は第三者に対して会社を売却するという選択肢を含め、株主価値を最大化する様々な方法を探ってきた」とBEAのAlfred Chuang CEO。「Oracleとの合意はこうした注意深く慎重なプロセスの末、決定された」(同氏)。

 BEAの共同設立者である同氏は業界とウォールストリートから買収の聖地のように見られていた。同社に対する買収の噂は過去何度もあり、また、MicrosoftやOracleそして数多くのオープンソースカンパニーといった競合の成長にも直面してきた。

 一方のOracleはFusion Middlewareの開発を進めてきた。BEAから手に入れた技術はFusion Middlewareの強化に使われると見られる。BEAのWebLogic Java ServerがOracleの持つ様々なFusionソフトウェア製品群と組み合わせられることになるだろう。

 Oracleの設立者兼CEOのLarry Ellison氏は原稿が念入りに準備された記者会見の中で「BEAはミドルウェアのパイオニアであり続けた」とし、「Alfredの名はBEAの数々の成功とともに語られるだろう」と述べた。

 Ellison氏は今回の買収により、JavaベースのミドルウェアやSOAを利用する、OracleとBEA両社の顧客の間で、製品の採用に弾みがつくとする。さらに、Oracleが中国およびテレコム市場といった分野での存在感を高めることを助けることになるとも述べる。

 OracleはBEAの既存製品ラインナップをそのまま継続、サポートも続ける予定。PeopleSoftやJ.D. Edwards、Siebel Systemsの買収においても同様だった。

 発表を受け、Oracleの株価は16日早朝18.46ドルに上昇した。15日の終値である15.58ドルより18%上がった格好だ。

この記事は海外CNET Networks発のニュースをシーネットネットワークスジャパン編集部が日本向けに編集したものです。海外CNET Networksの記事へ

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