第5位はWarren Buffett氏である。テクノロジ業界では中心的な人物ではないが、コントラクトブリッジを愛好するBuffet氏は市場を動かし、スポーツ選手に助言を与えて奮起させることでも知られている。また、著名な友人でブリッジ仲間でもあるBill Gates氏をランキングの入れ替えでベスト5から追い落とした。
Bill Gates氏は、5位どころか6位でもない(6位はExxonMoblilのRex Tillerson氏である)。Microsoftの共同創設者兼会長を見つけるにはさらにランクを下がらなければならず、ビジネス界で7番目に影響力を持つ人物とされている(第4位に入っているGoogleのSchmidt氏、Page氏およびBrin氏を別々に数えればGates氏は上から9番目である)。同誌は「ソフトウェア産業を創出し、PCの隆盛を陰で支えた立役者である」と指摘しているが、ランクを下げたのはMicrosoftでの地位が近々パートタイムになることによるものなのか。
Gates氏をトップ5の圏外に追いやったもう1人の大物はGoldman Sachsの会長兼CEOのLloyd Blankfein氏(第3位)である。
リストに登場するその他のテクノロジ業界の有力者には、Cisco Systemsの会長兼CEOであるJohn Chambers氏(第11位)とHewlett-Packard(HP)の会長兼CEOであるMark Hurd氏(第16位)がいる。驚いたことに、IntelのCEOであるPaul Otellini氏、eBayのCEOであるMeg Whitman氏、そしてFacebookの創設者であるMark Zuckerberg氏はランク入りしていない。Zuckerberg氏は最近テクノロジ業界の最も影響力のある人物に選出されたばかりだ。
リストに見あたらないその他の名前としては、かつてAppleを買収しようとしたが、結局断念したOracleのCEO、Larry Ellison氏や、Jobs氏がAppleのトップとして復帰して数々の成功を生み出すようになる前にCEOを務めていたGil Amelio氏が挙げられる。
この記事は海外CNET Networks発のニュースをシーネットネットワークスジャパン編集部が日本向けに編集したものです。海外CNET Networksの記事へ
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