日中韓、ソフトウェア管理の相互協力で覚書を締結

 コンピュータソフトウェア著作権協会(ACCS)は11月15日、中国の著作権保護団体「中国軟件連盟」(China Software Alliance:CSA)、韓国の著作権保護団体である「韓国ソフトウェア著作権協会」(Korea Software Property-right Council:SPC)の3団体間で、ソフトウェア管理に関する相互協力についての覚書(MOU)を締結したと発表した。

 3団体はこれまで、それぞれ自国でビジネスソフトウェアの管理に関する活動を行っており、2年ほど前からは各団体個別に情報交換などを進めていた。

 現在、国際標準化が進む情報管理分野で、ソフトウェア管理も重要な位置を占めており、日中韓の各国間にまたがる企業活動も一層の進展を見せていることから、ソフトウェア管理の普及に関連した、それぞれの施策や問題意識などを共有し、国際的な広報啓発活動を展開することを念頭に置き、今回のMOU締結に至ったという。

 MOUの原案はSPCから提唱されたもので、3団体でそれぞれ協議の上、ソフトウェア管理に関する「一般的な協力」「公共方針」「情報の共有」「人事交流」「その他」の5項目について、相互に協力することを取り決めた。ソフトウェア著作権保護のために日中韓の団体がMOUを締結するのは、今回が初めてとなる。

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