MS会長B・ゲイツ氏の退任後の役割と残されたタスク - (page 3)

文:Ina Fried(CNET News.com)
翻訳校正:ラテックス・インターナショナル
2007年10月22日 17時42分

 Gates氏は自らが取り組んでいる別の分野については慎重な姿勢を示している。「Officeの今後についてアイデアはいくつかある。いくつかについては本当に夢中になっている」

 Microsoftの他の関係者は、Gates氏が特に意欲的である構想について述べている。それはプレゼンス、すなわちユーザーがオンラインかどうかを把握して、コンピュータによって、作業の優先順位付けを行うというアイデアである。

 Microsoftのユニファイドコミュニケーション担当ゼネラルマネージャー、Kim Akers氏は、ユニファイドコミュニケーションでさまざまなコミュニケーションを統合し、他のソフトウェアプログラムでユーザーが忙しいかどうかを認識し、いつ、どうしたら手が空くかを認識できるようにするため、Gates氏が何度もチームを後押ししてきたと述べている。

 「コミュニケーションを統合した後に、どのようにソフトウェアを利用して生産性を高められるのか」とAkers氏は言う。

 Akers氏によれば、たとえば、1時間の空き時間がある場合、エージェントがカレンダーを確認し、ユーザーの望む重要なタスクやメッセージの優先順位を付けられるようにすべきだ、Gates氏は考えているという。

 「とても未来的なアイデアだ」(Akers氏)

この記事は海外CNET Networks発のニュースをシーネットネットワークスジャパン編集部が日本向けに編集したものです。海外CNET Networksの記事へ

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