ライブドアHD代表取締役社長の平松氏、12月にも退任へ

島田昇(編集部) 岩本有平(編集部)2007年10月12日 15時31分

 ライブドアホールディングス(ライブドアHD)代表取締役社長の平松庚三氏が任期満了となる12月の定時株主総会をもって退任する見通しであると新聞各紙が報道した。

 平松氏はいわゆる「ライブドアショック」で前代表取締役社長兼CEOの堀江貴文氏が逮捕・起訴されたことを受けて2006年1月にライブドア(当時。現ライブドアホールディングス)執行役員社長に就任。その後、2006年6月の臨時株主総会を経て代表取締役社長となった。

 ライブドアはインターネット事業を中心としたグループ再編のため、2007年4月に分社化。持ち株会社を「ライブドアホールディングス」へ変更した。また同8月には平松氏の出身でもある100%子会社の弥生を売却するなど事業整理や株主からの損害賠償請求の対応を進めてきた。

 平松氏の後任については、経済産業省出身で経営コンサルティング会社アリックスパートナーズのバイスプレジデントを務める石坂弘紀氏を迎えることを検討しているという。

 なお、ライブドアHDでは平松氏の退任および石坂氏の社長就任について「コメントできない」としている。

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