インプレスら、フィードによるメディア創出目指した共同実験開始

 インプレスR&Dは9月26日、サンブリッジ、エル・カミノ・リアルとともに、RSSフィードを利用した企業向けメディアサービス創出を目指し、3社共同で実証実験を行うと発表した。

 実証実験は「インターネットマガジン FEED」という名称で、2007年11月初旬より企業向けに配信する予定。この実験では、「RSSを利用することで、現状のウェブよりユーザー利便を向上させられるか」また「RSSを利用することで、有料メディアとして機能させられるか」の2点が主眼となる。

 各社の役割として、まずインプレスR&Dでは、コンテンツを担当。「インターネットマガジン」、「インターネット白書」、各種調査報告書など、インプレスR&Dが持つITビジネス向けコンテンツを提供する。

 サンブリッジは、ソフトウェアシステムを担当する。システムは、サンブリッジが開発・運営するRSSフィード形式による情報共有サービス「modiphi」をベースに開発。コンテンツはすべてmodiphiによりRSS2.0形式で作成し、RSSリーダーベースに再構築されたウェブサイト上で提供する。

 エル・カミノ・リアルは、携帯向けの開発を担当する。携帯へのコンテンツ配信は、エル・カミノ・リアルが開発した「ECRealリーダー」をベースに実施する予定。

 3社は、「インターネットマガジン FEED」を通じて、ウェブ、メールに続く第3のメディアとしてのフィードの市場成長に注力するとしている。

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