NTT東日本は9月20日、東京支店の元社員の個人用パソコンがウィルスに感染し、無断で持ち出した同社の業務関連ファイルが、ファイル交換ソフト「Winny」ネットワーク上に流出したことを発表した。顧客情報の流出も確認されている。
流出した情報件数のうち、顧客情報は個人、法人合わせて3万1096件。氏名もしくは会社名、住所、電話番号が含まれており、銀行口座情報が記載されているものも4件あった。社員情報は1万193件。情報が流出した顧客へは、すみやかにお詫びと事情説明を行う予定だ。
同社では、社外への無断持ち出しの禁止など、再発防止対策を講じるとともに、個人情報保護法施行以前の退職者に対しても、個別に会社情報が保存されていないことを確認する。会社情報が存在した場合は、完全消去を指導するということだ。問い合わせ電話番号は0120-011451。受付時間は午前9時から午後9時となっている。
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