IPAなど、国際量子暗号会議(UQC2007)を開催

 IPA(独立行政法人 情報処理推進機構)、NICT(独立行政法人 情報通信研究機構)、AIST(独立行政法人 産業技術総合研究所)は9月20日、国際量子暗号会議(UQC2007)を10月1日から10月3日に開催すると発表した。

 この会議は、情報セキュリティシステム全体の質的安全性向上に資する新しいツールとして、量子暗号技術に大きな期待が寄せられていることを受けたもので、産学官の連携を積極的に強化し、量子暗号の可能性を一層高いレベルへと発展させることを目的としたもの。

 量子暗号技術の現状や将来展望の紹介にとどまらず、健全な発展に必要な合意形成、あるいは問題点の共有に向け、研究者、企業、標準化関係者、政府関係者の枠を超え、自由な立場で議論を行う。

 1日目、2日目には、地域別研究開発動向(一般向けレビューを含む)研究機関、研究プロジェクト、製品プロバイダーによる講演が行われ、3日目には専門家向けの標準化要素の検討ワーキングセッション(クローズド)が行われる。

 会場は東京都千代田区外神田の秋葉原ダイビル2階の秋葉原コンベンションホール。参加費用は一般が5000円、学生が3000円となる。申し込みは、同会議ホームページの参加登録フォームから行う。

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