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KDDI、08年第1四半期は増収増益、MNP追い風に携帯事業「au」が好調で

2007/07/24 12:13
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 KDDIは7月23日、08年3月期第1四半期の決算を発表した。売上高は前年同期 比5.7%増の8441億円、営業利益は同15.6%増の1409億円で増収増益だった。 売り上げの4分の3を占める携帯電話事業「au」が好調で、固定通信事業の赤字 を補うと同時に、好業績に寄与した。

 携帯電話事業はMNP(ナンバーポータビリティ)で累計純増数が100万契約を 突破、解約率も前年同期比で0.07ポイント低下の0.97%と好調で、売上高は前 年同期比で5.5%増の6748億円、営業利益は同16.7%増の1513億円となり、収 益を牽引した。ARPU(顧客1人当たり月間利用料金)は6430円で、音声通話は 減少したが、データ通信が伸び下支えした。

 KDDIは7月19日に第3世代携帯電話「CDMA 1X WIN」契約者の月額基本料金を 加入1年目から半額にする割引サービス「誰でも割」を9月1日から開始すると 発表。新サービスの導入で08年3月期は200億円の減収を見込む。

 「誰でも割」について、小野寺正社長は会見で「ドコモを意識した対抗策。 ドコモが料金をさわったので我われも料金をさわった。ソフトバンクは意識し ていない」と狙いを説明した。また、「新料金プランは『単純な値下げ』か 『料金体系をわかりやすくした』かで見方は分かれるが、我われはお客さんに わかりやすい料金を作ったと思っている」と強調した。

 新サービスが携帯各社の料金競争につながるのではとの指摘については、 「各社とも値引き競争にはなりたくないと思っている。我われは特徴のある料 金プランを作るとともに、料金プラン以外のサービスを出していくことが重要」 と述べ、サービスを充実させることで、体力勝負の料金競争には陥らない考え を示した。

 会見では純増数でソフトバンクモバイルに抜かれたことについての質問も出 たが、小野寺社長は「あわてる必要はない」と述べる一方、「ソフトバンクは (ホワイトプランで)データよりも音声をよく使う中堅よりももう少し小さい 企業という、今まで我われがターゲットにしていなかったマーケットを取り込 んでいる」と分析。「我われもそうした小規模企業に対する営業を強化し、法 人向け事業をきちんとやっていく」と述べた。

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