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上陸前のハリケーンをレーダー観測する試験システム--米国立大気研究所が発表

2007/05/21 08:00
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 気候変動のいくつかの予測の中には、ハリケーンなどの熱帯低気圧が今後激しさを増す可能性があるという警告も含まれる。したがって、米国立大気研究所(NCAR)の今回の発表は、少なくともメキシコ湾沿岸と大西洋沿岸の住民にとって、まさにぴったりの時期に救いの手が差し伸べられた、ということになるかもしれない。

 NCARは米国時間5月17日、米国南部および東部の沿岸にある20カ所のドップラーレーダー基地局を利用する新システムをテストすると発表した。ハリケーンが海岸線から120マイル(約190km)以内に近づくと、各レーダーのデータがまとめられる。気象学者はコンピュータシステムを利用して、ハリケーンの3次元表示を6分ごとに更新できる。これは、航空機を使った旧来の観測方法よりもはるかに正確で、即時性の点でも勝っており、ハリケーンが上陸前に急に風速や風向きを変えた場合でもすぐに把握できるという。

 新しいシステムの名称は「Vortex Objective Radar Tracking and Circulation」(VORTAC)という。米国国立海洋大気局ハリケーンセンターが今シーズンから使用し、実際の地上データでテストする予定だという。いよいよ、6月1日から今年もハリケーンシーズンに突入する。

この記事は海外CNET Networks発のニュースを編集部が日本向けに編集したものです。海外CNET Networksの記事へ

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