SAPとマイクロソフト、ドイツに共同研究所を開設へ

文:Dawn Kawamoto(CNET News.com) 翻訳校正:編集部 2007年05月16日 10時53分

 SAP AG(本社:ドイツ)とMicrosoftは米国時間5月15日、「SAP Business Suite」とMicrosoftの「SQL Server 2005」の連携強化を目指し、ドイツに共同で研究所を開設する計画を発表した。

 研究所の設立により、SAPとMicrosoftはさらに関係を強化することになる。両社は先月、Microsoftの「Office」とSAPのBusiness Suiteの連携強化を目的とする「Duet」の提携を拡大する計画を発表した。

 両社はこのたびの提携の下、MicrosoftのSQL Server 2005におけるSAPアプリケーションの運用を容易なものにすることを目指す。

 両社はSQL ServerとSAPビジネスアプリケーションに関するコラボレーションを15年前から進めているが、ここ数年はその取り組みが大きく拡大している。MicrosoftもSAPも、それぞれデータベース、アプリケーションの分野でOracleをライバル視している。

 両社は2003年には合併を検討したことさえある。

 新しい研究所は、SAPの開発拠点であるドイツのウォルドルフに置かれると、SAPの広報担当は述べている。

この記事は海外CNET Networks発のニュースを編集部が日本向けに編集したものです。海外CNET Networksの記事へ

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