グーグル、ウェブベースの表計算ソフトを開発するイスラエル企業iRowsを買収へ

文:Elinor Mills(CNET News.com) 翻訳校正:編集部2006年11月17日 16時25分

 iRowsの企業ブログによると、Googleがブラウザベースのスプレッドシートサービスを提供するiRowsを買収する予定であるという。

 iRowsのブログには「Googleの一員になることにより、われわれは自分たちのやりたいことに、より一層大きなスケールで取り組めるようになる。Googleでたくさんのエキサイティングな仕事をする日が待ち遠しい」と書かれており、それに続けて、iRowsのスプレッドシートがGoogle Docs & Spreadsheetsにどのように統合されるのかが記載されている。

 Googleの広報担当に買収について問い合わせの電子メールを送ったが、本原稿執筆時点においては回答を得られていない。

 Israeli Venture Capitalのニュースレターによると、iRowsの買収は、ヘブライ語でつづられたブログthecoils.comで取り上げられたことがきっかけで明らかになったという。

 大学や新興企業において技術開発がさかんに行われるイスラエルは、企業買収を目論む米国の技術企業から以前にも増して注目されるようになっている。

 Googleはここのところ、ウェブベースの生産性アプリケーションの強化に役立つ企業を複数買収している。同社は数週間前、JotSpotを買収し、Wikiと呼ばれる共同制作型ウェブページを構築するシステムを手に入れている。

この記事は海外CNET Networks発のニュースを編集部が日本向けに編集したものです。海外CNET Networksの記事へ

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