サイボウズは8月11日、ソフトブレーンとリスクモンスターとの間で、連結子会社のネットアンドセキュリティ総研(NS総研)に対する出資について基本合意を締結することを発表した。NS総研はソフトブレーンとリスクモンスターを割当先とする第三者割当増資を行う。
第三者割当増資の額は合計約2億1200万円。増資後の株式保有比率は、サイボウズ55.95%、ソフトブレーン22.38%、リスクモンスター17.33%となる。
NS総研は、ソフトブレーンとリスクモンスターからの出資をもとに、シンクライアント専業メーカーであるネクスタームのシンクライアント事業の営業権を取得する。取得額は4億6000万円を上限としており、9月4日にも取得する予定としている。
ソフトブレーンとリスクモンスターは、NS総研に役員を派遣する予定であり、サイボウズ、NS総研と共同でシンクライアント事業を展開していく。
サイボウズとソフトブレーンは、8月7日に発足した「メイド・イン・ジャパン・ソフトウェア・コンソーシアム」(MIJS)と呼ばれる団体の発起人代表。今回はMIJS発足後の初めての両社の基本合意となる。MIJSは、国産ビジネスソフトウェアの知名度向上と参加企業の相互連携によるビジネス基盤強化を目的にしている。
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