楽天は7月21日、同社が保有するサイバーエージェントの投資有価証券の一部を売却したと発表した。
楽天は、楽天グループの広告媒体の営業強化などの目的で、2001年12月にサイバーエージェントの株式を取得し、同社グループとの関係を強化してきた。4年余りの取引を通じて、両グループの友好的な関係が構築できたことから、当初の目的を十分達成したと判断し、今回、保有するサイバーエージェント株式6万480株のうち、4万株を売却したとしている。売却により、楽天の出資比率は9.2%から3.1%に下がるが、株主順位は3位のままとなっている。
今回の売却に伴う投資有価証券売却益の発生日は7月13日および19日で、売却価額は53億4900万円、売却益は45億2400万円となっている。
楽天は、売却益45億2400万円を、2006年12月期において特別利益に計上する予定。なお、楽天グループとサイバーエージェントグループは、今後も引き続き良好な取引関係を維持するとしている。
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