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ゲイツ後に備えて--MS、社内コミュニケーションシステムの開発に着手

2006/06/20 12:18
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 MicrosoftはBill Gates氏の代わりをコンピュータにさせようとしている。

 いや、これは少し大げさな表現だ。Gates氏の実務の多くは、同氏が技術分野の第一線から引退することを受け、Ray Ozzie氏とCraig Mundie氏が引き継ぐことになっている。

 しかし同社は、リーダーとなる人物を探す一方で、技術的リーダーシップの民主化推進も目指している。CNET News.comが入手した情報によると、ここでカギを握るのが、自社の方向性について従業員が自分たちのアイデアをどんどん提案できる新しい社内コミュニケーションシステムだという。

 Gates氏は米国時間6月15日に行ったインタビューのなかで、「Quests」と呼ばれるこのシステムがまだ開発初期の段階であることを明かした。それでも、「このシステムにより、家庭、オフィス、そしてデータセンターの未来について、かなり明確な考えをもつことができるようになる」とGates氏は述べた。

 このシステムの狙いは、将来に向けたプランニングプロセスに関心を持つMicrosoftの技術者を増やすことだ。「社内版SharePoint Wikiのようなものとなり、反対意見なども出せるようになる」(Gates氏)

 これは、MicrosoftがGates氏などの特定の個人に依存する度合いを引き下げるため、同社が進める取り組みのひとつである。

 「うまくいけば2年後には、Billが提案するようなことは予想できるようにする、とBillに約束した。全体としては、幅広く壮大な計画を立て、それを私のような個人ではなく次の世代のリーダーたちにまかせられるような会社にしたい」(Ballmer氏)

 Gates氏と最高経営責任者(CEO)のSteve Ballmer氏はこのシステムの詳細に関する具体的内容も、その運用開始時期についても多くは明かさなかった。「最高技術責任者(CTO)のDavid VaskevitchとBill、そしてRay(Ozzie氏)が、長期的な技術の方向性確立のための意見と支援を求め、もっと頻繁かつ気軽に社員に話しかけようとしているのは良いことだ」(Ballmer氏)

 Googleも独自システムを持っており、従業員は同僚の取り組みから発想を得られるようになっている。Googleの社内ウェブサイトでは、従業員がお互いの重要な目的や成果を見られるようになっており、同僚が何をしているのかをだいたい把握できるようになっている。

 しかし、Gates氏とBallmer氏は、Microsoftが進めているものとGoogleのシステムとの差異をなんとか説明しようとした。 

 「これは別物だ。これは未来だ」(Gates氏)

 Ballmer氏もこれに同意し、「これは、『ほかの人は何をしているのだろう』と単純に思うだけでなく、すべきだと思うことをまとめるための場所だ」と語った。

この記事は海外CNET Networks発のニュースを編集部が日本向けに編集したものです。 海外CNET Networksの記事へ

   
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