Alexander氏:現時点で最も多いのは恐らくWindows XPです。次に多いのがWindows Server 2003だと思います。しかし、Windows 2000や64ビット版Windowsの一部も被害に遭っています。また、VisioやProjectといったアプリケーションも標的にされています。違法業者たちは総じて、これからリリースされるOSの1つ前のバージョンの販売数を最大化する戦略を取ります。よって現在は、Vistaの発売が近づいていますので、XPやOffice 2003の偽造が増えています。
Alexander氏:世間では常に新たなハッカーが出現しています。WGAはあくまで任意のサービスです。ポップアップを消して、サービスに加入しないことも可能です。加入しなくても主なダウンロードは利用できますが、Windows Defenderなどは入手できません。ただ、その場合もセキュリティパッチは全て入手できます。WGAに加入しないことによって不利益を被ることはありません。
Alexander氏:当然検討しています。われわれは常に市場に対して3〜4年先んじるよう努めています。したがって、そのようなビジネスモデルについてもしっかりと議論しています。
Alexander氏:たしかにOSが入っていないPCがあれば、多くの人々が必死に購入しようとするでしょう。しかし第一に、私はOSを搭載しないPCにはさほど興味は持っていません。
Alexander氏:偽造品ソフトウェアを売買することの影響の大きさを、人々に理解してもらいたいと思います。これはとても難しいことですし、逆にMicrosoftが非難されてしまうこともあります。しかし、これはマーケットリーダーの宿命でもあるのです。
この記事は海外CNET Networks発のニュースを編集部が日本向けに編集したものです。海外CNET Networksの記事へ
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