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ビル・ゲイツ氏、家族と慈善事業を語る

2006/03/28 16:25
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[記者ノート] ダラス発--いろいろな点で、Bill Gates氏の子息はほかの子供たちとそれほど変わらない。彼は自動車関連のウェブサイトを6時間も見て回り、早く最初のクルマを持ちたいと考えている。

 もちろん、普通の子供と違う点はある。それは彼がまだ6歳だということだ。

 Gates氏によると、同氏の子息はFordのサイトにとても長い時間アクセスしていたため、Fordは彼のことを最も可能性の高い見込み客と勘違いしたという。また9歳になる同氏の令嬢は、家族の良い一員になりそうなペットを捜していることが一番多い。

 Gates氏はもう少しで危うくウサギを飼わされそうになったことがあると述べた。同氏は、令嬢が結局どんな生き物を飼ったかについては明かさなかったものの、「もっと飼いやすいペットにするよう」に仕向けたことは教えてくれた。

 Gates氏の子供たちは、こうした調べものにはMSNを使っているという。

 「かれらはMSN検索を使うのがうまい」と、Gates氏は当地で開催された「Convergence 2006」トレードショーに参加したソフトウェア関連のビジネスパートナーにそう語った。「彼らはGoogleについても知っている。その言葉をよく目にするからだ」(Gates氏)

 今日の検索エンジン選びは家族の忠誠心が原動力となっているかもしれないが、Gates氏はMicrosoftが開発を進めている一部の革新的な技術により、同社がもうじき自力で勝負に勝てることになるはずだと約束した。

 Gates氏は、予め用意された質問に答えるセッションのなかで、自らの財団が取り組むグローバルな医療関連の活動の重要さについて話をした。同氏は貧しい国々では典型的な市場のインセンティブが機能せず、企業が病気の治療に力を貸す動機付けにならないと述べた。

 しかし、同氏によると、既存の医療関連の知識から「200〜300ドル以下で人の命を救える」ことが分かっているという。

 Gates氏はまた、米国の高校の学力向上促進に関する活動についても説明した。高校教育に関して、米国は富裕な諸国の中で最下位に近いあたりにいるが、実際にはだいたい第7学年(中学1年に相当)までの学力は相当高いレベルにあると同氏は指摘した。

 Gates氏は、医療問題と同様に、教育も掘り下げ始めるといっそうひどくなる問題だと述べた。たとえば、卒業率は高校入学者のうち卒業に達した人数の割合ではなく、12学年(高校3年に相当)に進級して卒業までいった生徒の数で測定されていることから、早いうちにドロップアウトした者の数が見過ごされているという。

 しかし、Gates氏はまた、同氏の「High Tech High」という取り組みが今後数年のうちに1500校で始まることを挙げ、そのことに対して希望を表明した。同氏によると、これは少なくとも数学や科学を専攻する米国人学生数の減少を食い止めるのに十分役に立つ可能性があるという。同氏のこの減少傾向について「恐ろしいことだ」と述べた。

 Gates氏のフィランソロフィー事業に対して、聴衆は大きな拍手喝采を送ったが、同氏は先ごろ子息から、自分の父親が莫大な金額を寄付していることについて質問を受けたと述べた。

 「お父さんはそのお金を財団に与えているが、そのことについて自分はどう考えればいいのか」とGates氏は質問されたという。世界一の大金持ちであるこの父親は、この対話がおそらく今後も続くことになるだろうと述べたが、同氏の子息にはその対話の口火を切れるほどの賢さがあった。

この記事は海外CNET Networks発のニュースを編集部が日本向けに編集したものです。海外CNET Networksの記事へ

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