サン、専務取締役の末次朝彦氏が日本法人社長に昇格--ダン・ミラー氏は会長に

2006年4月1日付けで代表取締役社長に就任する末次朝彦氏。

 サン・マイクロシステムズは3月1日、取締役会の決議に基づき、2006年4月1日付けで代表取締役社長に末次朝彦氏(現、専務取締役)が就任することを発表した。現在、代表取締役社長を勤めるDan Miller氏は代表取締役会長に就任し、末次氏と共に引き続き日本での経営をリードする。

 この人事は、2006年7月1日から始まるサンの新会計年度におけるさらなる飛躍に向けて実施するもの。日本のITマーケットと営業において豊かな経験と実績を持つ末次氏がを代表取締役社長とすることで、日本法人一丸となって顧客の要求に応えることを目指している。

 Miller氏は、代表取締役会長として今後も日本法人に常勤し、日本法人の戦略が円滑に具現化され、かつ日本でのビジネスが効率的に実施されるよう米国本社との連携強化に取り組むことになる。

 末次氏は、1978年に国際基督教大学を卒業後、日本アイ・ビー・エムに入社し、営業部門およびマーケティング部門の要職を歴任。1999年にサン・マイクロシステムズに入社後、営業部門にて主にソフトウェア営業およびパートナー営業を統括する。2004年からは日本法人の営業活動全体を指揮している。

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