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インテルのプロセッサシェア、米国市場で大幅減少--2005年10-12月期

2006/01/19 17:40
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 調査会社Current Analysisは米国時間1月18日、2005年第4四半期の米国におけるPC販売状況をまとめた結果を公表した。それによると米国の小売チャネルではAdvanced Micro Devices(AMD)がIntelからかなりの市場シェアを奪ったという。

 Intelの幹部らは17日、同四半期に約1%の市場シェアをAMDに奪われたはずだとの考えを明らかにしていた(関連記事)。Intelの広報担当者によると、この数字は全世界におけるプロセッサの販売数をベースにしたものであるというが、実は、米国の小売チャネルに関しては、さらに驚くべき結果となっている。

 米国のPC小売市場におけるIntelの第4四半期シェアは、前年同期の64.4%より11%少ない53.3%だったと、Current AnalysisのアナリストSam Bhavnaniは説明している。同社の調査では、米国の小売市場における販売数しか測定していないため、ウェブからの直販を行うDellの販売数は計算に入っていない。PC販売で首位を走るDellは、Intelのプロセッサだけを採用している(また、その他のオンライン小売業者の数字もCurrent Analysisの集計結果には含まれていない)。

 このデータによると、同四半期に販売されたIntelプロセッサを搭載するデスクトップのシェアは22.3%減少したという。一方、AMDのチップを採用したデスクトップのシェアは52.5%となり、年末商戦期を含む重要な期間中に、AMDがIntelを販売数で上回った。

 Intelは第4四半期の業績が予想を下回ったことについて、デスクトップPCに対する需要低迷を原因の1つに挙げていた。しかし、米国の小売市場全体でみると、同四半期のデスクトップPC出荷台数は13.4%増加していたと、Bhavnaniは説明した。なお、12月にはIDCが2006年の米国PC市場の成長率が8.3%にとどまるとの予測を発表していた。

 Intelの最高財務責任者(CFO)Andy Bryantは、Intelがデスクトップ用チップセットの供給に関して1年以上前から抱えていた問題が、第4四半期にも尾を引いたことから、Intelチップ搭載デスクトップの販売に影響が出て、AMD製品をベースとしたシステムのシェア拡大を許す結果になってしまったと指摘していた。

 ここ数四半期にわたり、PC市場ではノートPCの売上がもっとも大きく成長しており、この市場セグメントではIntelがAMDに対して相当有利な立場にある。しかし、同四半期にはこの分野での両社の差も縮まり、AMDチップを搭載したノートPCのシェアは前年同期の22.3%から30.5%まで上昇した。また米国では出荷台数ベースでは、AMDチップ搭載ノートPCが前年比で倍増したのに対し、Intelチップ搭載ノートPCの増加率は34%となったとBhavnaniは説明している。

 AMDは18日午後に第4四半期の業績を発表したが、アナリストや投資家らはIntelの問題が同社だけのものか、それとも過去3年にわたって続いてきたPC市場のブームがついに終わりを迎えたのかを見極めようと、AMDの決算発表に注目していた。

 「Intelは、第4四半期の売上がバブル崩壊以降では最も振るわなかったことを発表し、2006年第1四半期についても最も弱気な見通しを示したことで、同社がどれほど大きなシェアをAMDに奪われたかをはっきりとさせた。失ったシェアの大きさはわれわれの予想を超えるものだった」と、Merrill LynchのアナリストJoe Oshaは18日に配布した調査メモのなかに記していた。

 Intelの株価は3ドル1セント(約12%)上昇し、18日午後の時点では22ドル51セントで取り引きされていた。一方、AMD株は決算発表前、1ドル39セント(4.2%)上昇して34ドル25セントの値を付けていた。

この記事は海外CNET Networks発のニュースを編集部が日本向けに編集したものです。海外CNET Networksの記事へ

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