デジタルガレージ、より機動的な投資や事業育成の推進で子会社設立

別井貴志(編集部)2005年07月04日 21時43分

 デジタルガレージ(DG)は7月4日、同日開催した取締役会で全額出資子会社の「DGインキュベーション」を7月29日付けで設立することを決議したと発表した。

 DGインキュベーションは、有価証券の取得や投資、保有、運用などを手がけ、経営一般や株式公開に関するコンサルティング業務などを行う。DGの事業の柱は、マーケティングやプロモーションを行うアイベックス・アンド・リムズなどのソリューション事業や、カカクコムやテクノラティジャパンなどのポータル/ゲートウェイ事業だ。これに付随する形で、ベンチャー・トランスフォーメーション・キャピタル(VTC)事業として、投資を伴う事業育成のインキュベーションを行ってきたが、今回の子会社設立により、DGで実施してきた新規事業の開発や戦略的投資をより機動的に推進していく。

 DGグループでは、まずDGが2000年12月14日にJASDAQ市場に上場した。次いで、DGが40%出資している連結子会社であるカカクコムが、2003年10月に東京証券取引所マザーズ市場に上場し、2005年3月10日には二部市場を飛び越して一気に東証一部市場に上場。そして、同46%出資の連結子会社でコンビニエンスストア決済や物流プラットフォーム事業を手がけるイーコンテクストが、2005年6月23日に大阪証券取引所ヘラクレス市場に新規上場した。

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