マイクロソフト、慶應や東大、早稲田にWindowsのソースコードを開示

ニューズフロント2005年06月24日 17時30分

 マイクロソフトは6月24日、慶應義塾大学や東京大学、早稲田大学とのあいだで「マイクロソフトソースコードアグリーメント」契約を結び、Windowsのソースコードを提供すると発表した。

 この契約は、学術分野における研究活動の推進を目的としており、「マイクロソフトリサーチソースライセンシングプログラム」の一環である。Windowsのソースコードを契約組織に開示することで、「最先端の技術研究におけるWindows活用を支援していく」(同社)。

 同契約に基づく各大学の取り組み内容は以下の通り。

  • 慶應義塾大学
    環境情報学部教授の村井純氏と理工学部教授の寺岡文男氏を中心として、新しいプロトコルをOSに組み込むなどの研究/開発、実験を行う

  • 東京大学
    大学院情報理工学系研究科教授の米澤明憲氏のグループが、Windowsの安全性と信頼性の向上、強化に向けた検討を行う

  • 早稲田大学
    理工学部コンピュータ・ネットワーク工学科教授の中島達夫氏が代表を務めるプロジェクトで、Windowsのモニタリング機能強化のための研究を予定している

マイクロソフトのプレスリリース

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