MSインターナショナル部門の新プレジデント、「ターゲットはアジア」

 新しくMicrosoftの国際事業部門のトップに就任したJean-Philippe Courtoisによると、新ポストでの最優先事項は中国、インド、ロシアなどの新興市場におけるチャンスを活用することだという。

 欧州、中近東、アフリカ地域を統括してきたCourtoisは今週、Microsoft International部門のプレジデントに昇進した。欧州、中東、アフリカ地域の管轄業務は、これまでMicrosoft U.K.を率いてきたNeil Hollowayが引き継ぐ。

 Courtoisは新しいポストで、北米以外の地域における販売/マーケティング/サービスを担当する1万5000人のスタッフを率いることになる。

 silicon.comのインタビューに応じたCourtoisは、複数の開発途上国の政府がオープンソースに興味を示しつつある中で新興市場に入り込むには、信頼関係を構築することが肝要であると述べた。

 「中国、インド、ロシアなどの新興市場における業績を伸ばすことを最優先に考えている。この5年間、中近東とアフリカにおける地位向上に多くの時間を費やしてきたが、わたしはこうした仕事に大きな情熱を感じている。深い信頼関係と強力なパートナーシップを構築すること、これに尽きる」(Courtois)

 Courtoisはさらに、日本、フランス、ドイツ、英国といった既存の市場も、引き続き重視していくと付け加えた。Courtoisは新ポストで、Microsoft本社でワールドワイドセールスを統括するKevin Johnsonに直属する。

 「日本は米国を除くと2番目に大きな市場だ。この国にも成長機会があふれており、これを利用しない手はない。ここ数年、英国の法人/個人向け市場も速いペースで成長している」とCourtoisは述べた。

この記事は海外CNET Networks発のニュースを編集部が日本向けに編集したものです。海外CNET Networksの記事へ

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