大阪大学とNTT、NTT西日本が情報通信技術の研究や事業化で連携

エースラッシュ2005年06月08日 19時17分

 大阪大学とNTTおよびNTT西日本は6月8日、情報通信技術の活用でさらなる発展が見込める領域等の学問・事業分野を対象に連携協定を締結したと発表した。

 3者では従来から、共同研究や実験、人的交流を中心に連携が進められていた。今回これを発展させるために連携協定したものだ。

 連携の目的として、大阪大学は教育・研究活動の振興と活性化を挙げている。また、NTTは研究開発活動の効率化や高度化を目的としており、NTT西日本は研究活動で創出された成果等をもとにタイムリーに事業化を図るとしている。各組織ごとに役割を分担することで、互いのリソースを活かした産学の共生関係を構築し、研究から事業化までの連携を活性化する方針だ。

 今回の連携にあたって、全体の方針等を決定する「連携推進委員会」が設置される。また、外部競争における資金の活用や、教育活動の強化なども行われる予定だ。当面の具体的な連携内容としては、超高速IPオプティカルネットワークにおけるトラフィック解析に関する共同研究の実施、インターンシップ等を利用した人材交流など人材育成プログラムの推進が挙げられている。

NTT

NTT西日本

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