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太陽光を電気にかえる布地--米ベンチャーとスイスの研究機関が共同開発へ
ソーラーエネルギー関連の新興企業、Konarka Technologiesが、スイスの研究機関と協力して、太陽からのエネルギーを吸収できる布地を開発することになった。この開発が実を結べば「パワースーツ」という言葉に新たな意味合いが加わることになる。
このプロジェクトの全体的な目標は、約1年をかけて、太陽光に使える繊維でできた織布を開発することだ。この布地はいずれ、内部照明機能付きのテントや、携帯電話機の充電が可能なパンツやバックパックの開発に使われる可能性がある。
同プロジェクトでは、変換効率4%の布地の開発を目指しているが、これは吸収した太陽光線の4%を電気エネルギーに変えられることを意味する。現在都市部のビルの屋上などに設置されている硬いシリコン製ソーラーパネルの場合、変換効率ははるかに高いが、設置場所が限られてしまうことも多い。
Konarkaや他の企業では、建物の外壁に張って使えるような柔軟性のある太陽電池をすでに開発している。それに対して、今回のプロジェクトは太陽エネルギーの吸収機能を素材に織り込み、通常の布地に近い動きをするものを開発するという点が異なる。
Konarkaはすでに太陽光発電に使える繊維をデモしているが、ただし今のところ完全な織布を開発したものはいない。ノーベル賞受賞者のAlan Heegerが設立したKonarkaは、まもなく最初の製品を発売することになっている。これは、ビニールでできた柔軟性のある太陽電池で、電子機器充電用の折りたたみ可能なパッドに組み込まれるという。
Konarkaと共同開発にあたるスイスの研究機関、Ecole Polytechnique Federale de Lausanne(EPFL)は、欧州でも有数のナノテクノロジー開発センターで、このプロジェクトの開発チームを率いるJan-Anders Manson博士は、2003年のAmericas Cupで優勝したヨットを設計したEPFL-Alinghi Projectでは科学ディレクターを務めた人物だ。
この記事は海外CNET Networks発のニュースをCNET Japanが日本向けに編集したものです。
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