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デルの新CEOが来日:「日本は戦略的重点地域」

2004/07/27 16:05
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 今月、マイケル・デル氏に代わってDellの社長兼CEOに就任したケビン・ロリンズ氏。同氏は1996年にDellに入社、2001年より社長兼COOとしてデル氏との共同経営体制を組み、PC世界市場シェアトップの獲得など、堅調な業績の推移に貢献したとされる人物だ。ロリンズ氏は27日に都内で会見を行い、新CEOとしての決意を表明した。

 ロリンズ氏は、今年の第1四半期(2−4月)の日本での業績として、PC市場ではシェア11%を獲得して第3位、x86サーバ市場ではシェア20%を獲得して第1位となったことなどを挙げ、「日本はDellの戦略的重点地域のひとつだ」と述べる。現在、世界PC市場におけるDellのシェアは18%でトップとなっており、「日本でも世界に匹敵するシェアを獲得したい」と意欲的だ。

Dellの社長兼CEO ケビン・ロリンズ氏

 Dellが同社事業の中で最も注力しているのは、エンタープライズビジネスだ。ストレージ事業でのEMCとの戦略的提携関係や、同社のプロフェッショナルサービスおよびパートナーとの協業などで、システムの標準化を推進していくという。「顧客にオープンな選択肢を与えることがDellの役目。オープンスタンダードを導入することで、顧客のコスト削減と品質アップに貢献する」とロリンズ氏。8月上旬にはエンタープライズ市場向けに、同社の第8世代となるよりハイエンドな製品を発表する予定だ。

 ソフトウェアおよび周辺機器事業については、売上高が前年同期比で39%増と、順調に成長しているという。なかでもプリンタビジネスは「今後さらにフォーカスしていきたい分野」としており、PCとの親和性を保った多機能プリンタなども積極的に市場投入する考えを示した。

 また、国内ではコンシューマー向けのリアルサイトが90以上存在し、業績も順調だという。「顧客のフィードバックをリアルタイムで受けることができる。今後もカスタマーエクスペリエンス(顧客の体験)をよりよいものにするよう、改善を続けていきたい」(ロリンズ氏)とした。

 ロリンズ氏は、20年間Dellが順調に成功を収めてきた理由として、勝利するという情熱を持ち続けていることを挙げる。「より良いものを求め、顧客に提供する、この努力に妥協はない。継続的な改善への取り組みはDellのDNAとして根付いている」とロリンズ氏は説明する。

 「世界各国で“勝利の文化”を実現するためには、すべての地区で共通の価値観とビジョンを持つことが大切だ。今後もさらに優れた技術とサービスを提供し、社会に貢献できる企業となるための努力を続けたい」(ロリンズ氏)

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