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シーベルCEO:「業界の景気回復は本物といえない」

2004/04/16 19:23
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 ソフトウェアメーカーのSiebel Systemsは15日(米国時間)、第1四半期の決算を発表した。同社は、ソフトウェアの売上増加や、リストラによる経費削減が寄与し、前年同期比6倍の利益を記録した。

しかし、3月31日決算の第1四半期の総売上高は、メンテナンスやサービス部門の売上低下が影響し、わずかながら減少した。

 同社は先週、財務状況の改善を予告していたにもかかわらず、CEO(最高経営責任者)のTom Siebelは電話会議の中で、IT業界の現状について冷静な口調で語った。

 「われわれは、慎重ながら楽観的な見方をしている。最近のIT業界に見られる景気回復の兆候が、もろいものであることは明らかだ。依然として世界には、地理的・政治的な混乱があり、景気の回復は極めて不確かな状況だ」(Siebel)

 昨年はイラクでの戦争が同社の事業に混乱をきたしたと同社は述べる。

 Siebelが発表した第1四半期の純利益は3170万ドルで、前年同期の460万ドルと比較して増加している。なお、1株あたりの利益は6セントで、こちらも前年同期の1セントから増加した。

 同社のライセンス収入は、前年同期比13%増の1億2680万ドルであったが、サービスやメンテナンス部門の収入は前年同期比8%減の2億250万ドルだった。その結果、総売上は、昨年同期と比較しておよそ1%減少し、3億2930万ドルとなった。

 同社はまた、第2四半期の財務目標を再度発表した。それによると、ライセンス収入、メンテナンス収入、サービス収入は、それぞれ1億2000万ドル〜1億4000万ドル、1億1200万ドル〜1億1800万ドル、9500万ドル〜1億700万ドルの見込み。なお、同社は、総売上3億4000万ドル〜3億6500万ドル、1株あたり利益6〜8セントを目指す。第2四半期は、6月30日に決算を迎える。

この記事は海外CNET Networks発のニュースをCNET Japanが日本向けに編集したものです。

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