CSKは3月25日、りそな銀行傘下のコスモ証券を買収するため株式公開買い付け(TOB)を開始すると発表した。CSKが同日開催した取締役会で、コスモ証券の発行済株式総数のうち、自己株式と単元未満株式を除いた発行済株式数の50.00%の取得を決議したもの。TOB期間は2004年3月26日〜4月15日。1株当たり135円で2億1090万株を買い付ける予定。買収金額は284億7100万円と見込む。
CSKは、以前からベンチャーキャピタルなどの金融サービス事業を展開しており、同事業を「グループ全体の中長期的な収益強化策の一環である新しい事業分野と位置付けている」(同社)という。「当社グループのサービスとコスモ証券の経営資源を連携させることで、時代を先取りした証券会社作りを行うとともに、当社グループの事業拡大、経営基盤の確立に繋げる」(同社)
なお、CSKによるTOBについては、コスモ証券の取締役会、同社の筆頭株主であるりそな銀行、同銀行の完全親会社であるりそなホールディングスが賛同している。
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