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「21世紀の経営者にとって最も重要なこと」--サンブリッジ、人事コンサル会社を設立

2004/02/09 17:23
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 ベンチャー育成事業を行うサンブリッジは2月9日、人事コンサルティングサービスを行う新会社「サンブリッジ ヒューメトリクス」を設立したと発表した。企業の営業職やシステムエンジニア(SE)などを対象にカウンセリングを行い、組織の問題解決や人材強化を図る。

 サンブリッジはベンチャー企業に対して投資や技術支援、販売支援を通じた育成を行う企業。日本オラクルの初代社長であるアレン・マイナー氏が1999年に設立した。投資先としては2002年10月にJASDAQに上場した携帯電話用コンテンツプロバイダのジー・モードや、2004年1月に東証マザーズに上場したネット調査会社のマクロミルなどがある。

サンブリッジ代表取締役社長のアレン・マイナー氏

 説明に立ったマイナー氏は、サンブリッジ ヒューメトリクスの設立について、「ベンチャーを大きくする上で、人の力が最も重要だと感じた。人材面でも、ベンチャーキャピタルとしての発想を取り入れながら、自分たちにしかできないことをやりたいと思った」と経緯を説明する。

 その上でマイナー氏は、従業員の潜在能力を最大化させることは「21世紀の経営者が最も気にしなければならないことだ」と語る。20世紀型の工業社会では大型設備をいかに効率よく動かすかが重要だったが、情報や知識がビジネスの鍵となる21世紀型の知識社会では、従業員の潜在能力や可能性に気を配らねばならないというのだ。

 従来の人事コンサルティングでは、組織の制度改革や従業員の集合研修などが一般的に行われていた。サンブリッジ ヒューメトリクスでは組織単位で問題点をとらえ、上司と部下の関係など人間関係に焦点を当てた点が特徴という。「従来の人事コンサルティングとは補完関係にある」とサンブリッジ ヒューメトリクス代表取締役社長の百瀬公朗氏は説明する。

 企業の業績に直結する営業職やSE、プロジェクトマネージャ、コールセンターのオペレータを対象に、コンサルティングサービスを提供する。ACCHアプローチという手法を用い、企業の戦略や方向性にもとづいたアンケートやカウンセリング、コーチング、必要な人材の確保などを行うという。

 具体的には、人事異動や中途採用によって新たな組織を受け持つ組織長に対して、組織の特徴や課題を報告する現行組織把握ソリューション、企業内で最も業績に貢献する人材のモデル化を行い、人材育成に活用する潜在能力分析ソリューション、業績の悪い部門に対してキャリアカウンセリングなどによる検証・解決を行う課題部門強化ソリューションの3つをサービスとして提供する。導入費用はケースによって異なるが、3カ月のプロジェクトで300万円〜1000万円程度という。

 まずはIT関連企業を中心にサービスを提供する。すでに富士通ミドルウェアなど5社ほどの導入事例があるといい、初年度は22プロジェクト、金額にして2億円弱の売上げを見込んでいる。

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