シャープ第3四半期決算--好調を維持し、純利益27%超の増加

坂和 敏(CNET Japan編集部)2004年02月02日 17時51分

 シャープは2日、2003年度第3四半期の決算を発表した。売上高は、前年同期比10.3%増の5804億6000万円、営業利益は同11.2%増の327億2700万円となった。さらに、経常利益は前年同期比24.9%増の305億7900万円、また純利益は前年同期の139億7000万円から27.2%の伸びを示し177億6300万円となった(すべて連結業績)。

 平成15年度(4月1日〜12月31日)の9カ月間の累計では、売上高が1兆6743億円(前年同期比11.8%増)、営業利益が913億円(同16.9%増)、経常利益が828億円(同31.9%)、純利益は457億円(同24.0%増)となっている。

 同期間における売上高の部門別内訳では、液晶カラーテレビやカメラ付き携帯電話を扱うAV・通信機器部門が6246億円(前年同期比9.8%増)、フラッシュメモリなどを扱うIC部門が1280億円(同43.1%増)、液晶部門が3067億円(同20.9%増)、太陽電池等を扱うその他電子部品等の部門が1674億円(同25.4%増)など、軒並み増加で堅調ぶりを印象付けたなか、ただひとつ白物家電を中心に扱う電化機器部門では前年から7.8%減の1592億円となった。

 なお、通期の予想に関しては、中間決算時から変更はなく、売上高2兆2500億円(前年度比12.3%増)、営業利益1200億円(同20.6%増)、経常利益1100億円(同34.3%増)、純利益570億円(74.9%増)で据え置いている。

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