Vertu、年額57万7500円の「VERTU Club」開始--プレミアムなコンシェルジュサービスも

坂本純子(編集部)2009年08月31日 20時10分

 高級携帯電話ブランド「Vertu」は8月31日、VERTUハンドセット購入者を対象に、メンバーシッププログラム「VERTU Club(ヴァーチュ クラブ)」を9月1日より開始すると発表した。

 これは、Vertu がMVNO(仮想移動体通信事業者)となって提供する通話・通信サービスだ。

 メンバーになると、1200分相当の国内通話料、国内パケット通信が利用できるほか、ステータス・シンボルとなるメールドメイン「@vertuclub.ne.jp」ドメインのメールアドレスが得られる。

  • Vertuの絵文字。ドコモ、au、ソフトバンクモバイルとの互換性も保っている

 英国にある強固な旧軍事用掩蔽壕(えんぺいごう)内にあるサーバで、VERTUハンドセット内に保存したデータをバックアップする「VERTU Fortress」サービスも付く。このほかにもVertu独自の絵文字、24時間365日利用可能なコンシェルジュサービス「VERTU コンシェルジュ」が利用できる。

 VERTU コンシェルジュでは、旅行やショッピング、相撲やオペラなどのエンターテイメントまで幅広くサポート。利用者が世界中のどこにいても、サポートできる態勢を整えているという。

 「来週、上海で取引先とのミーティングがあるので、羽田発のプライベートジェットを用意できないか」「結婚記念日にジュエリーが好きな妻のために数時間店を借りきって、好きなものを選ばせたい」「先日、取引先の外国人社長が相撲好きと聞いたので、ぜひ千秋楽の桟敷席を手配してほしい」といった要望にも応えるとしている。

 いずれのサービスもVertuが日本市場のために独自で開発したもので、Vertuによれば「ターゲットであるビジネスに成功した富裕層のニーズに応えるよう設計した、ラグジュアリーコミュニケーションサービス」としている。

 メンバーシップ費は、月次メンバーシップ(月額5万2500円)または、年次メンバーシップ(年額57万7500円)の2タイプから選べる。

 なお、9月1日より日本で初めての百貨店店舗となる「ヴァーチュ 日本橋三越店」を、日本橋三越本店本館1階にオープンするとのことだ。

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