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FujiSankei Business i.
2008/10/24 11:01
IT調査会社のMM総研(東京都港区)が23日に発表した携帯電話の国内出荷予測によると、2008年度の出荷台数が前期比22.4%減の3940万台に大幅減少する見通しだ。4000万台を下回るのは00年度に調査を始めて以来初めて。1000万台以上の大幅な減少も初めてで、携帯電話端末市場の縮小傾向が鮮明になってきた。
上期(4〜9月期)実績は、1959万台にとどまり、上期ベースでは00年度以降最低となった。半期ベースでも、だぶついた在庫の調整が行われた01年度下期(10〜3月期)の1895万台に次ぐ低水準だった。
携帯電話各社が端末購入の際に分割支払いを選択できるなど販売方式を変更した影響で、端末価格が高騰。買い替えサイクルが長期化した。06年10月の番号ポータビリティー制度導入を機に一定期間解約ができない料金プランが浸透したことも影響している。機能向上が進んだことで、消費者の端末への満足度が高まったことや、景気減速に伴う個人消費低迷も消費減に拍車をかけた。
「普及台数が1億台を超え、2年以内に買い替えていたのが3年近くになりつつある。いきなり需要が戻ることはない」とMM総研の横田英明・パーソナル・ネットワーク研究グループ研究部長。
09年度を3730万台、10年度は3700万台と予測している。メーカーにとって厳しい状況が今後も続きそうだ。
上期実績のメーカー別では、シャープが半期ベースで5期連続の首位を維持したものの、台数では前年同期に伸ばした反動もあり大幅に減少。市場全体の減少率を大幅に上回る、前年同期比30.3%減の459万台となった。ほかにも、4位の富士通が26.5%減の250万台、5位の東芝も32.1%減の161万台と大幅に減らした。
一方、各メーカーが軒並み台数を減らすなか、唯一伸ばしたのがNEC。20.9%増の255万台を出荷し、5位だったシェアを4.5ポイント引き上げ、12.9%の3位に浮上した。
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