最終更新時刻:2009年11月27日(金) 8時00分

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ワンセグTV人気 シンプル機能で携帯と住み分け

FujiSankei Business i.

2008/08/12 10:26  

 3〜5型画面で地上デジタル放送(ワンセグ)が視聴できる携帯テレビが、北京五輪の追い風もあって売れ行き好調だ。

 メーカーは、入浴中に使う人向けに浴室で聞き取りやすくする音響機能を設けたり、屋外で楽しむためバッテリーが長持ちする製品を投入している。ワンセグ機能を備えた携帯電話の普及率も高まっているが、逆にシンプルな操作性が幅広い年齢層の支持を得ているようで、家電量販店では専用コーナーも登場している。

「ビエラ・ワンセグ」 防水機能が付いた松下電器産業の携帯TV「ビエラ・ワンセグ」

 ■お風呂で

 松下電器産業の防水式の「ビエラ・ワンセグSV−ME75」(市場想定価格4万5000円前後)は画面サイズが5型。ゆっくり入浴を楽しむ女性に、入浴中テレビを見たい人が多いというアンケート結果から、音が響く風呂場で聞きやすいように、反響しやすい音域の音を小さめにする調節機能を設けた。

 最大10時間の録画ができるのが、ソニーの「ブラビア ワンセグXDV−D500」(同3万8000円前後)だ。3型画面で、録画したスポーツ番組などを屋外に持ち出して視聴できる。ラジオ機能もある。ワンセグなら8時間の連続視聴ができる長時間駆動バッテリーを搭載した。

 ワンセグはチューナー(受信装置)の部品が小型化し、携帯電話でも搭載可能になった。そのため携帯電話との性能面の差別化は不可欠。松下の製品は「ワンセグ携帯の登場で、屋内での使用、それも浴室に活躍の場を見いだす発想」(商品企画担当者)に切り替え、ヒットにつなげた。

 ■滑らか

 東芝は「ギガビートVシリーズV41」(ネット直販価格1万7800円)で、受信性能を追求した。電波状況が悪い電車内などの環境では、電波が一時的に途切れても、欠けた映像データを補完処理して滑らかに表示する機能がある。

 携帯電話でワンセグを見るには「画面が小さすぎる」という声も根強く、バッテリーの持ちにも不安が残る。そんなワンセグ携帯の不満を吸い上げる形で、「機能が多すぎないゆえのシンプルな操作性」(大手メーカー)のワンセグ専用機がシニア層を中心に支持を広げそうだ。(塩原永久)

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