FujiSankei Business i.
2008/01/29 10:25
KDDIとソフトバンクモバイルは28日、それぞれ春商戦向けの新型携帯電話端末を発表した。KDDIは3インチの有機EL画面搭載や国際ローミング対応など10機種、ソフトバンクモバイルはフルキーボードを備えたモデルや、ユーザーの年齢層に合わせてさまざまな機能を搭載したモデル、またティファニーとのコラボレーションモデルなど15機種を投入する。先に発表したNTTドコモを加え大手3社の新機種が出そろった。1年で最も契約数が伸びる春商戦に向け、顧客獲得競争が本番を迎える。
≪多様な利用シーン≫
KDDIの新機種の特徴は、携帯電話端末の「利用シーンの広がり」(高橋誠常務)を念頭に置いたラインアップ。音楽再生機能では日本ビクターの高音質化技術を新たに採用。無線規格「ブルートゥース」を用いて音声をヘッドホンに飛ばす「ワイヤレスミュージック」も利用できる。携帯で音楽を聴きながらジョギングなどを楽しみ、距離や消費カロリーなどを計算できる「auスマートスポーツ」も提案した。有機EL画面採用機種は、4月以降には映像配信サービス「リスモビデオ」で2時間程度の映画を携帯電話端末で楽しめるようになる。
同社はまた、昨秋発表しながら発売が遅れていた高機能端末の2月初旬発売を発表した。
≪ティファニーとコラボ≫
ソフトバンクは、画面横のスペースを指で触れたり、端末を振るだけで操作ができる「921SH」や、折りたたみ式画面を横に開くと3・5インチ大画面とフルキーボードが登場する「922SH」、また松下電器産業の液晶テレビ「ビエラ」や東芝の「レグザ」ブランドのワンセグケータイも投入する。
ユーザーの年齢層などを意識した製品も多く発売する。女性ユーザーを念頭に、風呂場でも簡単に操作できる防水携帯や、若者をターゲットにバータイプ(棒状)で世界最薄(8・9ミリメートル)の「822P」、さらに子供向けには、ブザー機能などを備えた「コドモバイル」、同社初のシニア向け端末「かんたん携帯」などをそろえた。さらに“世界初”というネット株の取引専用機能を備えた「株ケータイ」も投入する。
孫正義社長は「ボーダフォン時代は端末のラインアップなどが貧弱だったが、ソフトバンクになりその問題を徹底的に変革してきた。春モデルも、自由で個性豊かなラインアップをそろえた」と自信を示した。
さらに、完全オーダーメードで限定10台だけ生産するティファニーとのコラボレーションモデルの投入を表明した。
孫正義社長と女優・上戸彩さんが手にするソフトバンクモバイルの新機種=28日午後、東京都港区のグランドプリンスホテル新高輪
KDDIは10機種を投入=28日午後、東京都港区のザ・プリンスパークタワー東京
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