シネックスインフォテックは8月21日、SIMフリースマートフォンの最新モデル「ALCATEL ONETOUCH IDOL 3」を8月28日より発売開始すると発表した。価格は4万2800円(税別)。
フランス発のスマートフォンブランド「ALCATEL ONETOUCH(アルカテル ワンタッチ)」はTCLコミュニケーションが展開するブランド名で、家電メーカーTCLグループ傘下の企業だ。
2014年から国内でもイオンなどで一部取り扱われてきたが、いよいよ本腰を入れて家電量販店やダイレクトショップなどで展開する。
ALCATEL ONETOUCH IDOL 3は、3月にスペイン バルセロナで開催されたMobile World Congress(MWC)2015で発表され、数々の賞を受賞したモデルだ。欧米をはじめ世界100カ国以上での同時展開を進めている。
注目の機能は、業界初のリバーシブル仕様にある。バッグやポケットから取り出したとき、向きを気にせずに利用できるシンメトリック設計で、上下がヒュッと切り替わるアクションもおしゃれだ。スピーカも上下に付いているので、通話も可能だ。
また、JBLのクラリファイ圧縮音楽テクノロジ搭載によるサウンド品質や、手になじみ使いやすいデザインも特長のひとつだ。
クラリファイ圧縮音楽再生テクノロジは、デジタル音楽プレーヤーに取り込む際に圧縮された音楽をリアルタイムに分析して失われたデータを補完する。さらに2つの強力なフロントスピーカを前面に搭載しており、立体的なサウンドを実現している。
また、高機能オリジナルDJアプリ「ONE TOUCH MIX」標準搭載しており、イコライザーやサンプラー、即戦力のエフェクトを豊富に備え、DJ MIXが楽しめる。
発表会には、DJ・音楽プロデューサーの☆Taku Takahashiさんが登場し、「僕の思うイノベーションは、ユーザーが使って、『あ、これが欲しかった』と思うもの。単純に説明できて、ポケットから出したときにどっちが頭だったかなというのは考えずに使える」とコメントした。また、ALCATEL ONETOUCH IDOL 3を使ったDJを披露し、「ローの出方がよく、低音が気持ちいい」とコメントした。
TCLコミュニケーション バイスプレジデントのアラン・レジューネ氏は、「日本のマーケットを見て、オープンマーケットがでてきたタイミングで参入した。イノベーティブで高機能。みなさまに遜色なく使っていただけて、リーズナブルな価格でお届けできる。日本の皆様は目が肥えているので、日本のニーズに合うものを厳選した。今後ラインアップを増やしていくこといは協議している。今後楽しみにしてほしい」と述べた。
ALCATEL ONETOUCH IDOL 3は、5.5インチ フルHD(1920×1080)を搭載。OSはAndroid 5.0 Lollipop。カメラは1300万画素(アウトカメラ)/800万画素(インカメラ)を備える。0.26秒で顔認証するFotoNation技術や、広角F2.0レンズ搭載など、逆光でも色鮮やかに彩り、ブレの少ない高解像度の撮影ができるとしている。
CPUはQualcomm MSM8939 Snapdragon 615 オクタコア(クアッドコア1.5GHz+クアッドコア1GHz)で、サイズは152.7mm×74.14mm×7.4mm。重さは約141gだ。メモリは2Gバイトで16Gバイトのストレージを搭載する。ほか、microSD(最大容量 128Gバイト)を搭載可能。
対応するネットワークは、3GがW-CDMA 800/850/900/1900/2100MHz。4G LTEはB1/3/7/8/19/20。バッテリは2910mAhで、連続通話時間は約13時間、連続待受時間は約600時間。付属品としてJBL製イヤホンや液晶保護フィルムも同梱される。カラーはダークグレー、メタリックシルバー、ソフトゴールドの3色。
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